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EB硬化プロセス

定義:

EB:電子ビーム ➞ 加速電子

 

メリット:

  • 光開始剤が不要 ➞ マイグレーションの最小化と低マイグレーション
  • 高い変換率
  • 非常に高速で厚塗りでも深く浸透可能
  • O2抑制の回避に必要なN2大気
  • 高エネルギー放射
  • ドットゲイン調整の改善
  • 感熱基材に影響を与える熱の不在
  • 最高レベルの耐光性、耐スカッフ性、耐摩耗性
  • 顔料が凝集する製剤に対応
 
➔厚く不透明なフィルムの硬化 
➔低移行リスク

技術の原理

超高真空のチャンバー内で、白熱フィラメントが電子を生成します。その後、電子は強い電界によって加速され、薄いチタンの窓を通してチャンバーを出ます。

フィラメントにかける強度(毎秒生成される電子の数)と、それらの電子を加速させるための張力の2つの変数が特に重要となります

主要なパラメータ

EB硬化技術では2つの重要なパラメータがあり、それぞれ独立して調整できます。

  • ひとつは電子の流れに影響を与える線量(kGv)です。線量を上げることは、特定の表面積に当たる電子の数を増やすことに相当します。
  • もうひとつは浸透深さに影響を与えるエネルギー(kV)です。エネルギーを上げることは、表面に浸透する電子の力を強めることに相当します。

EB4-jp.PNG

物質との相互作用

物質との相互作用を理解するために、電子がアクリルレートモノマー / オリゴマー配合を透過する様子を想像してみましょう。

電子が上からやってきて、基板を貫通する間にいくつかの衝突が発生します。そこでエネルギー生成が起こり、その結果、電子は軌道に沿ってエネルギーを失って、このエネルギーが物質に蓄積されます。

そして、次の2つのシナリオのうちのどちらかが起こります:

  • エネルギーが高い(またはコーティングが薄い)場合、電子は基板を通ります
  • エネルギーが低い場合(またはコーティングが厚い)場合、電子は物質に吸収されます

エネルギーが蓄積されると(赤い十字)一次電子よりも低速の二次電子(青い丸)が発生する場合があります。

開始 メカニズム

生成された低速の二次電子がアクリレートによって溶媒和され、ラジカルアニオンが生成されます。次に、このラジカルアニオンが(不純物や微量の水によって)プロトン化することで、フリーラジカル種が生成されます。そして、フリーラジカル開始種が生成され、重合が始まります。

EB5-jp.PNG

このように、一次電子は重合反応を開始させる多くのフリーラジカルを生成します。一次電子のエネルギーが高いほど、より多くのフリーラジカルが生成されます。

最適性能を得るための適切な硬化材料

サートマーは、高度なUV、UV LED、EB硬化システム用に開発された特殊アクリレート樹脂の市場をリードする製造メーカーです。

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化学構造

特性

最終硬化フィルムの性能 

  • モノマー / オリゴマー

  • ウレタン 

  • ポリエステル

  • エポキシ

  • アミン


  •  
  • 粘度

  • 官能基数

  • Tg

  • 親水性 / 疎水性 

  • 美しい仕上がり

  • 高い機械的特性

  • 非常に良好な化学安定性

  • 優れた耐久性

EB硬化の研究開発 

サートマーでは、当社ラボにてお客様のフィジビリティスタディ(実行可能性調査)をお手伝いする独自サービスを提供しています。

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関連マーケット

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